目覚めて何が起こったか~vol.8

スピリチュアルにも悟りにも何の興味もなかった私が、一気に目覚め、悟り、涅槃に到達した、漫画みたいなお話。


【あらすじ】

ある人との再会を機に突如前世を思い出し、前世の自分のお墓に行ったり、離婚を機に大きな観念の手放しが起きたりして、意識の変容が起こり、目覚め、ヒーリングやリーディング能力が開花。
ついに清十郎さんらしき人が現れ、ヒプノセラピーが始まり色々なことが明かされていく。




目覚めて何が起こったか~vol.1~
目覚めて何が起こったか~vol,2~
目覚めて何が起こったか~vol.3~
目覚めて何が起こったか~vol.4~
目覚めて何が起こったか~vol.5~
目覚めて何が起こったか~vol.6~
目覚めて何が起こったか~vol.7~

◇◇◇◇◇◇◇

緑の着物の男性(現在の旦那さん)と

当時の私がどういう間柄なのかはわかっていなかった。

夫婦なのか、兄弟なのか、親族なのか。



ただわかっていたのは、
緑の着物の男性は
彦介に私が手をかけているのが気に入らない。

という事。




だから以前ヒプノセラピーでこの場面を
みたときに、
高貴なお屋敷に住んでいるはずなのに、
彦介と思われる赤ちゃんを、

勝手口の寒い所で世話している場面もみた。


あれ?私も貴族?じゃないの?
使用人??

にしてはかなり高貴な着物を着ている。。
(この謎はずっと後にわかることになった)






食事のいい匂いがして
緑の着物の男性と赤い着物の女性(現在の母)
ともう一人男性がいて、
みんなで食事をしているのに、
私だけが一人で使用人のように赤ちゃんの世話をしていた。



現代の当時の私がその環境なら、
「なんで私ばっかり!」と被害者意識全開になりそうなところを、


この時代の私はそんな気持ち微塵もなく
ただただ静かに彦介の世話に必死だった。


うーん。やはり性格が違う。
おしとやかってこういうことか(笑)



赤い着物の女性とも何やら気まずい関係だし
一体何が起こってるんだ??



私の教わったヒプノセラピーには、
人格交代という技法がある。


相手の意識の中に入る事ができ、
相手の気持ちを本人として体験することができる。
(集合意識で繋がってるから。)
※悟ると集合意識はなくなるけど



そして私は
緑の着物の男性の意識の中に入った。



ヒプノセラピストから質問がくる。

「あなたの名前は何ですか?」




。。。あさひなの  みこと。




これには驚いた。
私の意識ではわからなかったことがわかった。


名前、それから、緑の着物の男性
あさひなのみことさんの感じていること。


それは、私が感じていたよりずっと
当時の私を想ってくれていたこと。



家族愛か夫婦愛か、何かはわからない。


「女中のように扱って悪かった。あの子に気をとられているのが嫌であの子が煩わしかった。

あの子を殺せばもう少し上手く行くと思ったのに、
あの子を斬っても思った程思いどおりにならず、面白くない」

と思っていた。
なんだか傷ついていたようだった。


そして、あさひなのみことさんの目から
初めてしっかりと私の顔を見れた。


それまでは自分目線で景色を見てたから
自分の顔はしっかりわからなかった。


他人の目から過去世の自分の顔を見るのは
不思議な感覚だった。



真っ直ぐな眉毛に
丸くて面長な顔、一重の目。


優しく静かに、こっちを見て微笑んでいた。


あんなに大切に育てていた彦介を斬ったのに
文句も言わず優しくしてくる当時の私に、
なんだか複雑な気持ちだった。



だけどこの時わかったのは、

当時の私があれだけ大切な彦介を殺されたのに、

激しい怒りや恨みをあさひなのみことさんに
抱かなかったのは

心を抑え込む性格だったからだと思っていたけど

それだけじゃなかった。




彼の事も、同じように家族として愛していたからだった。


彼の事を理解していた。
だから仕方ないと思っていた。



この日のヒプノセラピーは終わり、
謎は盛り沢山だけど、
なんだか少しスッキリした。



そして後日、どんどん私の過去世と
私を巡る場面へと移動していくのであった。




続く。。




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2021年6月27日